2015年09月12日
他人の痛みがわかるまで/映画「サンドラの週末」
この監督(ダンデンヌ兄弟)の映画はいつもそっけない。
えぇ? それで終わり?と思わせるラスト。
でも弱虫が少〜しだけ自分に自信を持てたときは、
こんなに風に他人の痛みも分わかった行動に出るのだろう。
病気で休職していたサンドラは上司から解雇を言い渡される。
彼女がいなくても充分仕事は進むし、彼女の給料分を他の従業員の
ボーナスに廻すよう社長が手配した。
サンドラは夫と友人の助けを借り、解雇を撤回するよう会社に直談判に行く。
社長の答えはそっけなく、サンドラかボーナスか?
月曜日に16人の従業員にどちらかを選ぶ選挙を行うよう促す。
彼女は諦めかけながらも、自分に入れてくれるよう同僚ひとりひとりと交渉していく。
訪問する家族の有り様はさまざま。
同僚の自分と同じ貧しい生活を知るにつけ、
彼女も強くお願いすることが出来ない。
それでも何人かはボーナスを貰うことよりも彼女の復帰に賛成する。
そして月曜日、選挙の当日になって・・・。
選挙の結果は賛成8、反対8の同数。
社長は彼女に好意的な提案をするが、
彼女はその時になって、身勝手な自分の立場を理解する。
その後、彼女の選んだ方法とは・・・・。
嘆き悲しんだり人のせいにすることより、自分ならどう解決出来るか考えるサンドラ。
どうしても納得出来ないことは正していこうとしていく。
と同時に自分には正しいことでも、他人には違うことに気付くようになる。
小市民が行動することで意識が変わり、自分を変えていく。
結果より、彼女が同僚を巡るさまざまな過程を映画は丹念に描く。
だから、このラストはしごく当然に思える。
(ベルギー映画「サンドラの週末」はシネギャラリーで9月18日(金)まで公開中)
えぇ? それで終わり?と思わせるラスト。
でも弱虫が少〜しだけ自分に自信を持てたときは、
こんなに風に他人の痛みも分わかった行動に出るのだろう。
病気で休職していたサンドラは上司から解雇を言い渡される。
彼女がいなくても充分仕事は進むし、彼女の給料分を他の従業員の
ボーナスに廻すよう社長が手配した。
サンドラは夫と友人の助けを借り、解雇を撤回するよう会社に直談判に行く。
社長の答えはそっけなく、サンドラかボーナスか?
月曜日に16人の従業員にどちらかを選ぶ選挙を行うよう促す。
彼女は諦めかけながらも、自分に入れてくれるよう同僚ひとりひとりと交渉していく。
訪問する家族の有り様はさまざま。
同僚の自分と同じ貧しい生活を知るにつけ、
彼女も強くお願いすることが出来ない。
それでも何人かはボーナスを貰うことよりも彼女の復帰に賛成する。
そして月曜日、選挙の当日になって・・・。
選挙の結果は賛成8、反対8の同数。
社長は彼女に好意的な提案をするが、
彼女はその時になって、身勝手な自分の立場を理解する。
その後、彼女の選んだ方法とは・・・・。
嘆き悲しんだり人のせいにすることより、自分ならどう解決出来るか考えるサンドラ。
どうしても納得出来ないことは正していこうとしていく。
と同時に自分には正しいことでも、他人には違うことに気付くようになる。
小市民が行動することで意識が変わり、自分を変えていく。
結果より、彼女が同僚を巡るさまざまな過程を映画は丹念に描く。
だから、このラストはしごく当然に思える。
(ベルギー映画「サンドラの週末」はシネギャラリーで9月18日(金)まで公開中)
今年(2017年)観た映画・・・少な~い
タイトルがカッコいい/日本映画「彼女の人生は間違いじゃない」&「夜空は最高密度の青色だ」
年寄りを NAMENNAYO !
わたしがサプライズした・今年の映画ベスト3
東西の宗教観が混在したようなホラー/日本映画「淵に立つ」
世の中はまずは自分の為にあり/映画「ブルックリン」
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Posted by kittsan at 15:43│Comments(0)
│映画の事