2013年08月26日

同じ下戸(げこ)でもこんなに違う/妻と私の場合

妻も私もアルコールは苦手、いわゆる「下戸」である。
夕食に350mlの缶ビールを母、妻、私と三人で分けて足りる。
いや、それでも飲んだ後は頭ズキズキ、心臓ドキドキ、
カラダの置き場がなくなって、
「あ〜あ飲まなければ良かった。」と愚痴ってしまう時が多い。

家の中ではそうなんだけれど、外で飲む場合は、
妻と私では、スタンスが大きく違ってくる。

その1
先日、妻のコーディネーター仲間より飲み会のお知らせがあった。
題して「おいしいビールを飲もう会」
妻は予定を調整して、早々に参加の返事を書いた。
「おいしいビールなんて、最初の一杯でしょう。
 あとは水みたいなもんだから、アルコールで深酒すると大変じゃない。」
「いいのよ。他の人たちのように飲めなくても、
 いっしょにいるのが楽しいんだから。」
妻は当日、いそいそ出掛けて行った。

その2
能楽研究会の納涼会の誘いがあった。
会員のひとりが酒屋さんで、静岡の最上級のお酒を飲み比べする会らしい。
もちろん、妻は先生に「行きます。」と1つ返事。
私は・・・「いくらウマイ酒の飲み比べっていっても、そんなに飲めるの?」
「○○○○円の会費で、気持悪くなるのが関の山だから・・・。」
先生のよいしょを私は振り切って、妻ひとりの参加となりました。

もちろん・・・・その1,その2とも、
妻は帰ったとたん、気持ちよい(?)眠りに包まれておるようでしたが・・・。


同じ下戸(げこ)でもこんなに違う/妻と私の場合


まわりの事情をみごとに察し、飲めないことも忘れて、ウキウキ出掛ける妻。
結果を先案じして、折角のチャンスを逃してしまう私。
自分の顔と社会の顔をともに輝かせ、ビジネスに仲間作りに飛び回る妻。
仏頂面といらぬコダワリが、人前でついつい出てしまう私。

ビールコップ一杯しか飲めない同じ下戸でも、
実際のありようは、妻と私とこんなに違っているのです。

今日も夕飯前のコップ一杯のビールのおげで、風呂も忘れて居所寝。
お陰で、空が白む頃、下弦の月を眺める幸せに預かることとなりましたが・・・。





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Posted by kittsan at 08:50│Comments(3) 私事
この記事へのコメント
kittanさん 奥様の積極性が素晴らしいです。

アルコールが全く駄目でも夜の街が好きな方

結構多いですよ。

でも今のkittanさんで良いのでは。

 
Posted by かもめ at 2013年08月26日 10:58
かもめさん、コメントありがとうございます。
実は妻の行動、その3があるのです。
その3
乾漆研究会初心者の妻は、
未熟ながらそれなりのセンスがあるようです。
年に2〜3回来静し、会員の作品を評価するこの会の顧問、
人間国宝0氏が、初めて出展した妻の作品を褒めてくださいました。
先日、そのO氏の「傘寿のお祝い会」がドレスコードの厳しい
東京倶楽部で行われ、静岡の会員にも誘いがありました。
会長との会員1名が参加の申し込みをしましたが、
妻もO氏に受けの良いことを幸いに、
なんと、自分も参加したいというのです。
「どうせ末席で知り合いもいないよ。」という私を尻目に、
とうとう参加を決断しました。
当日の様子を話す彼女によると・・・。
O氏とじっこんの仏壇大手社長を紹介されたそうです。
仏教美術工芸で名高いこの会社は、
つい先日弊社と取引が始まったばかり。
妻のチャンスを物にする勘の良さに、驚くばかりです。(笑)
Posted by kittsankittsan at 2013年08月28日 01:51
浜松の「やらまいか精神」

同じ静岡県民でも東、中、西ではまるっきり

性格がちがいますね。

奥様のその積極性は浜松のやらまいかと

共通項が多いですね。
Posted by かもめ at 2013年08月28日 08:16
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