2015年05月09日
わたしもやっている「健康デザイン」
デザインにもいろいろあるそうで、
インテリアデザイン、働き方を構築する「キャリアデザイン」
そして健康への取り組み「健康デザイン」も考えられる。
デザイナーの佐藤可士和氏が面白い記事を書いている。
朝日新聞5/9朝刊Be「デザイン最前線」より
彼によると健康デザインのポイントは4点。
意識・体幹・食事・睡眠

健康に留意し調えることを意識することが出発点。
体幹を鍛えるために必要な日常的な運動。
バランス良く腹八分目の食事。
眠りの質が高い夜10時〜午前2時のあいだの睡眠。
確かに私もそう思い、なるべく実行している。
長生きしたいということより、一日一日を快適に、
無理をせず、明日に疲れを残したくないよう意識はしている。
カラダを動かし、体幹を鍛えることは楽しい。
もう20年近く続いている週に1〜2回のエアロビクスレッスン。
浅間さんの百段を登りお参りして下ってくる、毎朝ウォーキング。
重度の脊椎間狭窄症と診断されたが、薬も飲まず痛みも少ない。
わが妻は料理上手で、野菜果物肉魚のバランスのいい食事を作ってくれる。
朝食は私の担当で、無い知恵をしぼりながらサンドウィッチの具を考える。
もちろん薬は最低限、効用を信じていないサプリはいっさい吞まない。
就寝は夕食後しばらくするとな眠くなってしまう。
意識してというより、朝が早いので自然と夜9時ころには床につかざるを得ない。
確かに規則正しい睡眠を取っていると、朝の血圧も高くはならない。
ある対象が持つ課題を、より良い方向に変えていく一連の行為がデザインだ。
昨今その対象は形あるモノから形のない情報やイメージ、
体験などにどんどん広がっている。
デザインは、その力をうまく使えば現状を良い方向に変えられる
とても効果的な方法の一つだ。
現役で仕事を続けていると、若いときと同じように出来ると思ってしまう。
でも身体も心も正直で無理はきかない。
日々の暮らしは健康があってこそ、の充実感や満足感がある。
健康をデザインして、命尽きる日まで楽しく暮らしたい。
インテリアデザイン、働き方を構築する「キャリアデザイン」
そして健康への取り組み「健康デザイン」も考えられる。
デザイナーの佐藤可士和氏が面白い記事を書いている。
朝日新聞5/9朝刊Be「デザイン最前線」より
彼によると健康デザインのポイントは4点。
意識・体幹・食事・睡眠

健康に留意し調えることを意識することが出発点。
体幹を鍛えるために必要な日常的な運動。
バランス良く腹八分目の食事。
眠りの質が高い夜10時〜午前2時のあいだの睡眠。
確かに私もそう思い、なるべく実行している。
長生きしたいということより、一日一日を快適に、
無理をせず、明日に疲れを残したくないよう意識はしている。
カラダを動かし、体幹を鍛えることは楽しい。
もう20年近く続いている週に1〜2回のエアロビクスレッスン。
浅間さんの百段を登りお参りして下ってくる、毎朝ウォーキング。
重度の脊椎間狭窄症と診断されたが、薬も飲まず痛みも少ない。
わが妻は料理上手で、野菜果物肉魚のバランスのいい食事を作ってくれる。
朝食は私の担当で、無い知恵をしぼりながらサンドウィッチの具を考える。
もちろん薬は最低限、効用を信じていないサプリはいっさい吞まない。
就寝は夕食後しばらくするとな眠くなってしまう。
意識してというより、朝が早いので自然と夜9時ころには床につかざるを得ない。
確かに規則正しい睡眠を取っていると、朝の血圧も高くはならない。
ある対象が持つ課題を、より良い方向に変えていく一連の行為がデザインだ。
昨今その対象は形あるモノから形のない情報やイメージ、
体験などにどんどん広がっている。
デザインは、その力をうまく使えば現状を良い方向に変えられる
とても効果的な方法の一つだ。
現役で仕事を続けていると、若いときと同じように出来ると思ってしまう。
でも身体も心も正直で無理はきかない。
日々の暮らしは健康があってこそ、の充実感や満足感がある。
健康をデザインして、命尽きる日まで楽しく暮らしたい。
2013年01月10日
論理的コラムと心情的ブログ
考えることとか
迷うこととか
悩むこととか
議論することとか・・・。
もうすっかり古くさくなってしまった「屁(へ)理屈」は、
私たち世代の遺物なんだろうか?
・・・と、思えてしまう池澤夏樹氏の連載コラム「終わりとはじまり」。
(1/8朝日夕刊)

■「思い」と「考え」の間で
軽い言葉 軽い衆議院
・・・・・・・・・・・・
今、気になっているのは、みんなが「考える」より
「思う」でことを決めるようになったことだ。
五分間の論理的な思考より一秒の好悪の判断。
・・・・・・・・・・・・
ぼくはいわゆる知識人の一人だ。
今の世界について情報を集め、
自分の中にある思想と突き合わせて、
なるべく論理的に意見を構築する。
それが社会に対する自分の仕事と思っている。
しかし、知識人と言うのは何の資格でも権限でもない。
この欄で書いてきたようなことはすべて
新聞を読む人たちに向けた助言・提言でしかない。
・・・・・・・・・・・・
SNSが一人一人が発言することを容易にした、
ということもあるかもしれない。
それは「思い」であって「考え」ではない。
システムはそれを束ねて増殖させる。
「思い」に自信がつき「考え」を排除する。
時には多くの人が手近に敵を見つけて叩く
というゲームに熱中する。
・・・・・・・・・・・・・
この人も、こういう事を文章にするたびに、
どれだけ自分でじぶんを鼓舞しているんだろうと推測する。
他人事でモノを書いているとお説教になってくる。
お説教ではなく、知的に書くと言うことは難しい。
社会と自分を信じて、辛抱強く冷静に、真摯にと言うことか。
新聞コラムを続けることも、
個人のブログを続けることも同じ事。
まあ、私の場合は知的と言うより、
「ああ心情」をタイトルにしちゃったほうがいい方向なんだけれど。
迷うこととか
悩むこととか
議論することとか・・・。
もうすっかり古くさくなってしまった「屁(へ)理屈」は、
私たち世代の遺物なんだろうか?
・・・と、思えてしまう池澤夏樹氏の連載コラム「終わりとはじまり」。
(1/8朝日夕刊)

■「思い」と「考え」の間で
軽い言葉 軽い衆議院
・・・・・・・・・・・・
今、気になっているのは、みんなが「考える」より
「思う」でことを決めるようになったことだ。
五分間の論理的な思考より一秒の好悪の判断。
・・・・・・・・・・・・
ぼくはいわゆる知識人の一人だ。
今の世界について情報を集め、
自分の中にある思想と突き合わせて、
なるべく論理的に意見を構築する。
それが社会に対する自分の仕事と思っている。
しかし、知識人と言うのは何の資格でも権限でもない。
この欄で書いてきたようなことはすべて
新聞を読む人たちに向けた助言・提言でしかない。
・・・・・・・・・・・・
SNSが一人一人が発言することを容易にした、
ということもあるかもしれない。
それは「思い」であって「考え」ではない。
システムはそれを束ねて増殖させる。
「思い」に自信がつき「考え」を排除する。
時には多くの人が手近に敵を見つけて叩く
というゲームに熱中する。
・・・・・・・・・・・・・
この人も、こういう事を文章にするたびに、
どれだけ自分でじぶんを鼓舞しているんだろうと推測する。
他人事でモノを書いているとお説教になってくる。
お説教ではなく、知的に書くと言うことは難しい。
社会と自分を信じて、辛抱強く冷静に、真摯にと言うことか。
新聞コラムを続けることも、
個人のブログを続けることも同じ事。
まあ、私の場合は知的と言うより、
「ああ心情」をタイトルにしちゃったほうがいい方向なんだけれど。
2012年09月28日
村上春樹氏&橋本治氏からのメッセージ
今朝9/28の朝日新聞朝刊に、
期せずして、2人の同世代の日本の有名作家の寄稿が載っていた。

村上春樹氏「魂の道筋 塞いではならない」
・・・・
領土問題が実務課題であることを越えて、
「国民感情」の領域に踏み込んでくると、
それは往々にして出口のない、
危険な状況を出現させることになる。
それは安酒の酔いに似ている。
安酒はほんの数杯でひとを酔っ払わせ、頭に血を上らせる。
人々の声は大きくなり、その行動は粗暴になる。
・・・・・
しかし、賑やかに騒いだあと、夜が明けてみれば、
あとに残るのはいやな頭痛だけだ。
そのような安酒を気前よく振る舞い騒ぎを煽るタイプの
政治家や論客に対して、我々は注意深くならなくてはならない。
・・・・・
安酒の酔いはいつか覚める。
しかし、魂が行き来する道筋を塞いでしまってはならない。
その道筋を作るために、多くの人が長い歳月をかけ、
血の滲むような努力を重ねてきたのだ。
・・・・・

橋本 治氏「みんなの時代」
・・・・・
「国民」という括りが日本の中から遠くなっているように思う。
竹島や尖閣諸島の問題で、韓国や中国は「国民的な怒り」を爆発させているが、
今の日本にそういうものはない。
多くの人は彼の国の反日行動を見て、
「あの人たちはなんであんなに怒っているのだろう?」
とそのメンタリティを不思議に思うのではないだろうか。
・・・・・
今や日本は「みんな」の時代に入っていると思う。
・・・・・
「みんな」の結集はワンテーマでしか起こらない。
それ以上のテーマがあったら内輪揉めが起こる。
「細かいこといわないで、みんなの力を一つにしようぜ。」
・・・・・
「みんな」は横からの呼びかけで生まれるもので、横並びのものだから、
実のところリーダーを持ちにくい。
・・・・・
リーダーに必要なのは決断力と、同時に「みんなの声を拾い上げる力」で、
それは「みなと喧嘩をしても平気な信念を持つ」である。
「みんな」も政治家も、
もっと頭がよくならざるをえない時代が来ただけだろうと思う。
・・・・・
両者とも、私たちと同じ、戦後アジアの平和への道筋を作ってきた団塊世代。
「私たちが動かなければ。」
「あんた達、行動しろよ。」
という思いが伝わる、素晴らしい文章だった。
期せずして、2人の同世代の日本の有名作家の寄稿が載っていた。

村上春樹氏「魂の道筋 塞いではならない」
・・・・
領土問題が実務課題であることを越えて、
「国民感情」の領域に踏み込んでくると、
それは往々にして出口のない、
危険な状況を出現させることになる。
それは安酒の酔いに似ている。
安酒はほんの数杯でひとを酔っ払わせ、頭に血を上らせる。
人々の声は大きくなり、その行動は粗暴になる。
・・・・・
しかし、賑やかに騒いだあと、夜が明けてみれば、
あとに残るのはいやな頭痛だけだ。
そのような安酒を気前よく振る舞い騒ぎを煽るタイプの
政治家や論客に対して、我々は注意深くならなくてはならない。
・・・・・
安酒の酔いはいつか覚める。
しかし、魂が行き来する道筋を塞いでしまってはならない。
その道筋を作るために、多くの人が長い歳月をかけ、
血の滲むような努力を重ねてきたのだ。
・・・・・

橋本 治氏「みんなの時代」
・・・・・
「国民」という括りが日本の中から遠くなっているように思う。
竹島や尖閣諸島の問題で、韓国や中国は「国民的な怒り」を爆発させているが、
今の日本にそういうものはない。
多くの人は彼の国の反日行動を見て、
「あの人たちはなんであんなに怒っているのだろう?」
とそのメンタリティを不思議に思うのではないだろうか。
・・・・・
今や日本は「みんな」の時代に入っていると思う。
・・・・・
「みんな」の結集はワンテーマでしか起こらない。
それ以上のテーマがあったら内輪揉めが起こる。
「細かいこといわないで、みんなの力を一つにしようぜ。」
・・・・・
「みんな」は横からの呼びかけで生まれるもので、横並びのものだから、
実のところリーダーを持ちにくい。
・・・・・
リーダーに必要なのは決断力と、同時に「みんなの声を拾い上げる力」で、
それは「みなと喧嘩をしても平気な信念を持つ」である。
「みんな」も政治家も、
もっと頭がよくならざるをえない時代が来ただけだろうと思う。
・・・・・
両者とも、私たちと同じ、戦後アジアの平和への道筋を作ってきた団塊世代。
「私たちが動かなければ。」
「あんた達、行動しろよ。」
という思いが伝わる、素晴らしい文章だった。
2011年11月05日
人生は(マイナス)指向?
毎週楽しみにしている、朝日新聞朝刊土曜版「be」。

今週号(11/5)の表紙に「富士宮焼きそば」の事が出ていたので、
あれ!と興味を惹かれた。
続いてページをめくっていくと、私好みの記事が3つも出ていた。

失敗論に興味 →→ 「再読・企業の失敗に学ぶ」
失敗の分析なんて後講釈に過ぎないのかもしれません。
でも、存在するものはすべて「合理的」であるとすれば、
歴史の波に消えていった企業の「不合理さ」を知ることは、
今に働く人たちにも得るところがあるはずです。
推薦図書
「大失敗」 ジャック・トラウト著(ダイヤモンド社)
「名経営者が、なぜ失敗するのか?」 シドニー・フィンケルシュタイン(日経BP社)
「鼠」 城山三郎著(文春文庫)
「なぜGMは転落したのか」 ロジャー・ローウェンスタイン著(日経新聞出版社)
面白そうな本ばかり。でも何故か著者は欧米系。失敗も理屈でカタがつくんですね。

諦めなければ夢はかなう? →→ be between 読者とつくる
はい 54%
いいえ 46%
「諦めずに努力すれば、夢は必ずいつかかなう。」
偉業をなした人たちがよく口にするメッセージです。
これを聞くと、「必死に努力すればどんな夢でも手が届く」とうなずく自分と、
「しょせん成功者が言うだけ、凡人は違う」とささやく自分がたたかって、
どちらも譲りません。みなさんはどうでしょう。
読む前は「いいえ」に傾いていたけれど、
「諦めれば、かなうなずの夢もかなわない」
「諦めない姿勢が成功招く」
「理想論だが真実を含む」
などのコメントを見て、私も「はい」に一票をあげました。
死ぬまでかなうことを「夢」みて、暮らしていきたい。

「感じが悪い」と指摘され →→ 悩みのるつぼ
回答者(社会学者)上野千鶴子
相談
最近感じが悪いと母親から指摘された女子大学生。
もともと細かいことは気にせず、さっぱりした性格だんたのが、
最近は理屈っぽく、反論ばかりしていて、親と対立する。
「感じがいい」「利他愛に富んだ」精神を持つにはどうしたらいいか。
回答
あなたは「物事を深く考え」「分析する癖」があり、
「異論」があれば「反論してしまう」。
あなたは(私と同じように性格は悪くなりますが)社会学向きです。
「細かいことは気に」したほうが緻密な理論ができますし、
ねばりづよくひとつの主題をおいかけるこだわりやしつこさも必要です。
・・・・・・・
「感じが良い」人になること? だれからみて「感じが良い」と思われたいの?
「感じが良い」のはキャラの問題ではなく、人と人との関係の問題にすぎない。
あなたの言っている「利他愛」は八方美人的「自己愛」でしょう。
・・・・・・・
周囲から変人扱いされ、嫌われたり不利益をこうむったりしながらも屈せずに、
原発の危険を唱えつづけた人たちの行為を、利他愛と呼ぶのです。
「希望」と「絶望」はコインの裏表。
「プラス指向」も「マイナス指向」も自分の心の裏表。
人間万事塞翁が馬 (じんせいばんさいごうがうま)
今朝の「be」の3つの記事を読んで、なんかハッピーな気分になりました。

今週号(11/5)の表紙に「富士宮焼きそば」の事が出ていたので、
あれ!と興味を惹かれた。
続いてページをめくっていくと、私好みの記事が3つも出ていた。

失敗論に興味 →→ 「再読・企業の失敗に学ぶ」
失敗の分析なんて後講釈に過ぎないのかもしれません。
でも、存在するものはすべて「合理的」であるとすれば、
歴史の波に消えていった企業の「不合理さ」を知ることは、
今に働く人たちにも得るところがあるはずです。
推薦図書
「大失敗」 ジャック・トラウト著(ダイヤモンド社)
「名経営者が、なぜ失敗するのか?」 シドニー・フィンケルシュタイン(日経BP社)
「鼠」 城山三郎著(文春文庫)
「なぜGMは転落したのか」 ロジャー・ローウェンスタイン著(日経新聞出版社)
面白そうな本ばかり。でも何故か著者は欧米系。失敗も理屈でカタがつくんですね。

諦めなければ夢はかなう? →→ be between 読者とつくる
はい 54%
いいえ 46%
「諦めずに努力すれば、夢は必ずいつかかなう。」
偉業をなした人たちがよく口にするメッセージです。
これを聞くと、「必死に努力すればどんな夢でも手が届く」とうなずく自分と、
「しょせん成功者が言うだけ、凡人は違う」とささやく自分がたたかって、
どちらも譲りません。みなさんはどうでしょう。
読む前は「いいえ」に傾いていたけれど、
「諦めれば、かなうなずの夢もかなわない」
「諦めない姿勢が成功招く」
「理想論だが真実を含む」
などのコメントを見て、私も「はい」に一票をあげました。
死ぬまでかなうことを「夢」みて、暮らしていきたい。

「感じが悪い」と指摘され →→ 悩みのるつぼ
回答者(社会学者)上野千鶴子
相談
最近感じが悪いと母親から指摘された女子大学生。
もともと細かいことは気にせず、さっぱりした性格だんたのが、
最近は理屈っぽく、反論ばかりしていて、親と対立する。
「感じがいい」「利他愛に富んだ」精神を持つにはどうしたらいいか。
回答
あなたは「物事を深く考え」「分析する癖」があり、
「異論」があれば「反論してしまう」。
あなたは(私と同じように性格は悪くなりますが)社会学向きです。
「細かいことは気に」したほうが緻密な理論ができますし、
ねばりづよくひとつの主題をおいかけるこだわりやしつこさも必要です。
・・・・・・・
「感じが良い」人になること? だれからみて「感じが良い」と思われたいの?
「感じが良い」のはキャラの問題ではなく、人と人との関係の問題にすぎない。
あなたの言っている「利他愛」は八方美人的「自己愛」でしょう。
・・・・・・・
周囲から変人扱いされ、嫌われたり不利益をこうむったりしながらも屈せずに、
原発の危険を唱えつづけた人たちの行為を、利他愛と呼ぶのです。
「希望」と「絶望」はコインの裏表。
「プラス指向」も「マイナス指向」も自分の心の裏表。
人間万事塞翁が馬 (じんせいばんさいごうがうま)
今朝の「be」の3つの記事を読んで、なんかハッピーな気分になりました。
2011年08月23日
脱・血液型
朝日新聞の夕刊(8/22)に、こんな記事があった。
「血液型 就活で聞かれたら・・・」
就活で血液型を聞かれたらどうする?
就職活動で不況と東日本大震災のダブルパンチにあえぐ学生が悩んでいる。
専門家は血液型による性格判断に科学的な根拠はなく、
面接で聞くことは差別につながりかねない、と警告している。

「血液型性格分類とは?」(ウィキペディアより)
当初は医学者、教育学者、心理学者などによって、新しい学説の候補として提案されたが、
その後にその妥当性を巡って学会で議論が起き、紆余曲折を経た後、学会で否定された。
だが、この説を説く一般向けの本が多数出版されたことや
近年日本のマスコミにより繰り返し流布されたことによって、
日本、韓国、台湾等一部地域で、それを信じる人やそれを信じている言説が増えた。
それらの国々では「血液型」は今や経済的価値を生み出すコンテンツの一種となっており、
無数の関連商品及びソフトが市場に流通している。
アホらしくて、こんな話、話題にもしたくありませんが、
この人頭イイ!とか、あの人センスいい!とか思える人が、
「血液型って何?」って、真顔で聞くことがあるんですよね。
世の中の経験少ない若い人ならともかく、
人生経験豊かな、私たち世代のオヤジにも結構いるんだから始末が悪い。
血液型は基本的にA・B・O・ABと4つしかなく、単純だからすぐ覚えられる。
職場などで、「あの人○○型だから。・・・」なんて言われたものなら、
仲間はずれ、派閥づくりなど、差別化の格好のネタになっている。
もうそろそろこういう話題がなくなってもいいと思うのですが、
いまだにマスコミでもてはやされ、
ビジネスの美味しい素材となっているのですから困ったものです。
私は人から血液型を問われて、
「ちょっと、わかりません。」と答えることにしている。
血液型を知らないなんて、バカじゃないかと・・・。
でも人に血液型を聞いてどうするのだろう。
迷信に惑わされているのはどちら?
でもまあ、こういう手もある。
「あなた血液型は?」と聞かれたら、
「あっかんB型」とか、「H型ですからご用心」とか、
「しかめっ面してNG型です。」とか・・・。
冗談には冗談で返した方が、賢明のようですね。
「血液型 就活で聞かれたら・・・」
就活で血液型を聞かれたらどうする?
就職活動で不況と東日本大震災のダブルパンチにあえぐ学生が悩んでいる。
専門家は血液型による性格判断に科学的な根拠はなく、
面接で聞くことは差別につながりかねない、と警告している。

「血液型性格分類とは?」(ウィキペディアより)
当初は医学者、教育学者、心理学者などによって、新しい学説の候補として提案されたが、
その後にその妥当性を巡って学会で議論が起き、紆余曲折を経た後、学会で否定された。
だが、この説を説く一般向けの本が多数出版されたことや
近年日本のマスコミにより繰り返し流布されたことによって、
日本、韓国、台湾等一部地域で、それを信じる人やそれを信じている言説が増えた。
それらの国々では「血液型」は今や経済的価値を生み出すコンテンツの一種となっており、
無数の関連商品及びソフトが市場に流通している。
アホらしくて、こんな話、話題にもしたくありませんが、
この人頭イイ!とか、あの人センスいい!とか思える人が、
「血液型って何?」って、真顔で聞くことがあるんですよね。
世の中の経験少ない若い人ならともかく、
人生経験豊かな、私たち世代のオヤジにも結構いるんだから始末が悪い。
血液型は基本的にA・B・O・ABと4つしかなく、単純だからすぐ覚えられる。
職場などで、「あの人○○型だから。・・・」なんて言われたものなら、
仲間はずれ、派閥づくりなど、差別化の格好のネタになっている。
もうそろそろこういう話題がなくなってもいいと思うのですが、
いまだにマスコミでもてはやされ、
ビジネスの美味しい素材となっているのですから困ったものです。
私は人から血液型を問われて、
「ちょっと、わかりません。」と答えることにしている。
血液型を知らないなんて、バカじゃないかと・・・。
でも人に血液型を聞いてどうするのだろう。
迷信に惑わされているのはどちら?
でもまあ、こういう手もある。
「あなた血液型は?」と聞かれたら、
「あっかんB型」とか、「H型ですからご用心」とか、
「しかめっ面してNG型です。」とか・・・。
冗談には冗談で返した方が、賢明のようですね。
2010年12月01日
忙しい12月こそ新聞を読みたい。
朝早く起きて、メールをチェックし、ブログを書く。
朝食もそこそこに、新聞も読まず、パソコンにへばりついて、
気が付いたら仕事の時間になっている。
ブログを始めてから、そんな朝の習慣が身についていたけれど、
秋頃から、少しずつ行動時間の流れが変わってきた。
きっかけは、娘の出勤にあわせて、私が朝食を作るようになったこと。
その時間を拘束されている内に、前とは違う朝の空気を感じるようになった。
パソコンに犯される前の、もっとリアルな生活感を取り戻したような気がした。

朝食をしっかり取って、新聞にゆっくり目を通す時間の余裕。
新聞のページをめくるのは自分のペース。
両手を一杯拡げた新聞の記事に、目も首も左右上下に移動する。
マットな再生紙の手触りとモノクロ基調の自然な感覚。
一点集中を強制される、違和感のあるパソコンや携帯の画面とは違う、成熟したスタイル。
目も疲れず、肩も凝らず、ほどほどの分量を読み、ほどほどの時間で終わる。
有料であることの、自負と責任を、新聞記事に感じることもしばしば。
あらためて。新聞が面白い。
忙しい時にこそ、新聞をじっくり読みたい。
朝食もそこそこに、新聞も読まず、パソコンにへばりついて、
気が付いたら仕事の時間になっている。
ブログを始めてから、そんな朝の習慣が身についていたけれど、
秋頃から、少しずつ行動時間の流れが変わってきた。
きっかけは、娘の出勤にあわせて、私が朝食を作るようになったこと。
その時間を拘束されている内に、前とは違う朝の空気を感じるようになった。
パソコンに犯される前の、もっとリアルな生活感を取り戻したような気がした。

朝食をしっかり取って、新聞にゆっくり目を通す時間の余裕。
新聞のページをめくるのは自分のペース。
両手を一杯拡げた新聞の記事に、目も首も左右上下に移動する。
マットな再生紙の手触りとモノクロ基調の自然な感覚。
一点集中を強制される、違和感のあるパソコンや携帯の画面とは違う、成熟したスタイル。
目も疲れず、肩も凝らず、ほどほどの分量を読み、ほどほどの時間で終わる。
有料であることの、自負と責任を、新聞記事に感じることもしばしば。
あらためて。新聞が面白い。
忙しい時にこそ、新聞をじっくり読みたい。
2010年05月30日
朝日新聞beで語る・四人四色
KAGUメッセまで、あと3日。
好きなときに寝て、適当な時間に起きていた以前に比べ、
最近は12時前に寝て、朝5時過ぎに目が覚める。
ゴロ寝はしなくなり、風呂もきっちり入る。
規則正しい生活が続くのも、メッセが近く、気持ちに張りが出てきたのか。
そういえば、新聞もじっくり読むようになった。
5月29日の朝日新聞「be」のご紹介。

この頃有名人が登場する「フロント・ランナー」は内田樹氏。
「(人気下降の)女子大は社会のニーズに応じるのではなく、
社会の支配的な価値やイデオロギーになじまない、場違い性に意味がある。」
辺境論を説くごとく、魅力的な言葉があちこちに散りばめられている。
「ためらいの倫理学」は少々難しかったけれど、カッコイイなあこの人。
「希望を持とう」の柳井正氏と、「人生を変える『法則』」の勝間和代氏。
いつ読んでも、私の心に響かない。
迷いのない書き方と、自信に満ちたお顔が、原因なんだろうけれど、
私とはまったく違う人種のように思えてしまう。
でも、24時間働いて日本を救っているのは、この人たちか?
「悩みのるつぼ」(人生相談)の回答者、作家・車谷長吉氏。
死の意味を問う学生に対して。
「人は、いずれ自分にも死が来ることを覚悟する必要があります。
そこから真の人生。この死の覚悟のない人は駄目な人です。
世の7割方は人生が始まることなく、終末を迎えます。
気の毒でもあるし、その方がいいかもしれないが、どちらにも人生の救いはありません。」
人が人の為に出来ることは、何なのか。
「私のように、なりなさい」ではなく、「あなたには、あなたの人生」。
この人の答えはいつも、しがらみから逃れられない、臆病な私たちを写す鏡です。
就寝前の30分。ひさしぶりに「be」をじっくり読んで、豊かな気分になりました。
好きなときに寝て、適当な時間に起きていた以前に比べ、
最近は12時前に寝て、朝5時過ぎに目が覚める。
ゴロ寝はしなくなり、風呂もきっちり入る。
規則正しい生活が続くのも、メッセが近く、気持ちに張りが出てきたのか。
そういえば、新聞もじっくり読むようになった。
5月29日の朝日新聞「be」のご紹介。

この頃有名人が登場する「フロント・ランナー」は内田樹氏。
「(人気下降の)女子大は社会のニーズに応じるのではなく、
社会の支配的な価値やイデオロギーになじまない、場違い性に意味がある。」
辺境論を説くごとく、魅力的な言葉があちこちに散りばめられている。
「ためらいの倫理学」は少々難しかったけれど、カッコイイなあこの人。
「希望を持とう」の柳井正氏と、「人生を変える『法則』」の勝間和代氏。
いつ読んでも、私の心に響かない。
迷いのない書き方と、自信に満ちたお顔が、原因なんだろうけれど、
私とはまったく違う人種のように思えてしまう。
でも、24時間働いて日本を救っているのは、この人たちか?
「悩みのるつぼ」(人生相談)の回答者、作家・車谷長吉氏。
死の意味を問う学生に対して。
「人は、いずれ自分にも死が来ることを覚悟する必要があります。
そこから真の人生。この死の覚悟のない人は駄目な人です。
世の7割方は人生が始まることなく、終末を迎えます。
気の毒でもあるし、その方がいいかもしれないが、どちらにも人生の救いはありません。」
人が人の為に出来ることは、何なのか。
「私のように、なりなさい」ではなく、「あなたには、あなたの人生」。
この人の答えはいつも、しがらみから逃れられない、臆病な私たちを写す鏡です。
就寝前の30分。ひさしぶりに「be」をじっくり読んで、豊かな気分になりました。
2009年08月17日
「選挙に行こうぜ!キャンペーン」後日談
先日の、若者が主体となった好企画、「選挙に行こうぜ!キャンペーン」。
私もミーハー的関心がありましたが、今回は外から覗いただけで、参加は遠慮しました。
若者たちだけで行った方が、たとえ物足りなく思えても、率直な意見や感想が聞かれる。
立候補予定者も、特にこの会のため、若者に向けてのメッセージを用意しているはずだ。
しかし、関係者のブログなどから、参加者は予想以上に年配者が多かったようです。
そして、ちょっとした世代間のトラブルがあったことが、
静岡新聞8/13朝刊の、小さな記者コラム<清流>に載っていました。

若者の企画に水差す "抗議"
衆院選公示を前に、静岡市内の若者有志が静岡1区の立候補予定者の討論会を開いた。
人柄や政治姿勢を知ろうと、若者からは「好きな音楽は」「あなたにとって政治とは」
といった素朴な質問が飛び、会は和やかに進んだ。
ところが、主催者側が最後に4人の応援の意味で演奏を披露しようとした際、
熟年者から「音楽よりも質問を受け付けて」と抗議があり、
会場は一時騒然となった。
若者に少しでも政治に関心を持ってもらおうと、若者なりのスタイルで企画された会。
世代ギャップがおもわぬ形で露呈した感じがして残念だった。
(政治部・鈴木健二郎)
新聞記事そのままを、掲載させていただきました。
う〜ん。なんか、勇み足って感じですね。
問題意識が高く、誠実でまじめな、私たち世代にありがちなこと。
その場の空気を読めないと、せっかくの若者の会を台無しにしてしまう恐れがあります。
企画の意図はどこにあるのか、その時のムードがどうなのか。
想像し、配慮するセンスを持つことこそが、大人である証(あかし)なんだと思うのですけれど・・・。
私もミーハー的関心がありましたが、今回は外から覗いただけで、参加は遠慮しました。
若者たちだけで行った方が、たとえ物足りなく思えても、率直な意見や感想が聞かれる。
立候補予定者も、特にこの会のため、若者に向けてのメッセージを用意しているはずだ。
しかし、関係者のブログなどから、参加者は予想以上に年配者が多かったようです。
そして、ちょっとした世代間のトラブルがあったことが、
静岡新聞8/13朝刊の、小さな記者コラム<清流>に載っていました。

若者の企画に水差す "抗議"
衆院選公示を前に、静岡市内の若者有志が静岡1区の立候補予定者の討論会を開いた。
人柄や政治姿勢を知ろうと、若者からは「好きな音楽は」「あなたにとって政治とは」
といった素朴な質問が飛び、会は和やかに進んだ。
ところが、主催者側が最後に4人の応援の意味で演奏を披露しようとした際、
熟年者から「音楽よりも質問を受け付けて」と抗議があり、
会場は一時騒然となった。
若者に少しでも政治に関心を持ってもらおうと、若者なりのスタイルで企画された会。
世代ギャップがおもわぬ形で露呈した感じがして残念だった。
(政治部・鈴木健二郎)
新聞記事そのままを、掲載させていただきました。
う〜ん。なんか、勇み足って感じですね。
問題意識が高く、誠実でまじめな、私たち世代にありがちなこと。
その場の空気を読めないと、せっかくの若者の会を台無しにしてしまう恐れがあります。
企画の意図はどこにあるのか、その時のムードがどうなのか。
想像し、配慮するセンスを持つことこそが、大人である証(あかし)なんだと思うのですけれど・・・。
2009年08月10日
「おひとりさま」女優の逝き方
普段、芸能人のことなど、あまり興味がない私ですが、
大原麗子さんの訃報を聞いて、しみじみと老後のあり方を考えてしまいました。

団塊世代とともに生きた女優・大原麗子さん。
うりざね顔の、典型的な日本美人。
勝ち気なところと、甘えんぼうの表情が、男性の心を捉えるのでしょうか。
二度の婚歴の相手は、さもありなんと思えるほどの魅力ある男性たち。
病に倒れてからは、スーッと芸能界から離れていった引き際のよさ。
そして、62歳という年齢で、人知れずこの世から旅立ったこと。
「この人は、みごとに女優だった。」ということだけが、私のこころに残りました。
90過ぎても現役で舞台に立つ老女優、還暦過ぎても夫婦で主役を踊り続けるプリマ。
本人はともかく、はたから見て、美しいと思えるかどうか疑問です。
それは男のエゴイズムだ、と言われては、それまでですけれど・・・。
「65歳くらい、いや、せめて70歳までに人生をまっとう出来たらいいなあ。」
「おいおい、それなら年金はもらえないじゃないか。それに借金はどうするんだ?」
「だから、年金をもらえなかった分、そっちに回してくれよ。
若い者に負担掛けたくないし、そこらで野垂れ死になんて、動物的でいいじゃないか。」
「そんなポックリ逝かないのが人間だよ。お世話になること、覚悟しなくては。」
今は考えられないけれど、わたしも「おひとりさま」の老後も視野に入れなければ、と思います。
合掌 大原麗子さん・・・。
「すこ〜し思い出して、なが〜く愛して」
彼女の笑顔は、そう語りかけているようです。
(画像は、主演した映画「おはん」より拝借しました)
大原麗子さんの訃報を聞いて、しみじみと老後のあり方を考えてしまいました。

団塊世代とともに生きた女優・大原麗子さん。
うりざね顔の、典型的な日本美人。
勝ち気なところと、甘えんぼうの表情が、男性の心を捉えるのでしょうか。
二度の婚歴の相手は、さもありなんと思えるほどの魅力ある男性たち。
病に倒れてからは、スーッと芸能界から離れていった引き際のよさ。
そして、62歳という年齢で、人知れずこの世から旅立ったこと。
「この人は、みごとに女優だった。」ということだけが、私のこころに残りました。
90過ぎても現役で舞台に立つ老女優、還暦過ぎても夫婦で主役を踊り続けるプリマ。
本人はともかく、はたから見て、美しいと思えるかどうか疑問です。
それは男のエゴイズムだ、と言われては、それまでですけれど・・・。
「65歳くらい、いや、せめて70歳までに人生をまっとう出来たらいいなあ。」
「おいおい、それなら年金はもらえないじゃないか。それに借金はどうするんだ?」
「だから、年金をもらえなかった分、そっちに回してくれよ。
若い者に負担掛けたくないし、そこらで野垂れ死になんて、動物的でいいじゃないか。」
「そんなポックリ逝かないのが人間だよ。お世話になること、覚悟しなくては。」
今は考えられないけれど、わたしも「おひとりさま」の老後も視野に入れなければ、と思います。
合掌 大原麗子さん・・・。
「すこ〜し思い出して、なが〜く愛して」
彼女の笑顔は、そう語りかけているようです。
(画像は、主演した映画「おはん」より拝借しました)
タグ :大原麗子
2009年05月02日
草彅裸騒動の落とし込み方
草彅剛が裸になって逮捕されたニュースはもう旧聞に伏しますが、
私も思うところがあって、気になっていました。
例えば、友人のF/いちかわさんは、この事件を基に、
「日本人ハダカ観」という人体デッサンについて興味深いブログを書いていらっしゃる。
アーチスト側からみた、立派な見解の落とし込みです。
さて、私の場合は取るに足らない事だけれど、こんな風に落とし込みました。

以前もお話ししましたが、週2回エアロビクスに通っています。
汗を流した後は、当然ジムのシャワーやフロに入り、きれいになって帰ります。
この時、よく若者の奇妙な風景に出くわすのです。
私などは、みっともない老体を人目にさらすのはいやなので、
せめてパンツだけは履いて、鏡に向かいます。
ところが多くの若者が、フロから上がって、スッポンポンのまま何分も、
ドライアーでヘアスタイルを直している。
首から下はどうでもいいように、ずーっと髪の毛ばかりを気にしているのです。
めざわりなモノはせめて隠せよな、と言いたくなるんだけれど、
人の目などどこ吹く風、で鏡の前に立っている。
いつも外に出ている所は、目一杯オシャレに気を配る一方、
出てないところは、全然気にならない。
草彅騒動を見るに、パンツを履くか履かないかが分かれ目なんでしょうけれど、
人に見せびらかしたい訳でもなく、若者にとってはそんな事どっちでもいい事なんでしょう。
この事件、人を喜ばせる仕事(タレント)はストレスが溜まるだろうな、程度の話。
逆に騒ぎすぎメディアのバカっぷりを露呈する事になっただけ。
草彅クン、しばらく休養を取って、復帰してください。
私の回りには、あなたのこと悪く言う人は1人もいませんでした。
(画像は信州・松代温泉の露天風呂です。盗み撮りではありません。念のため。)
私も思うところがあって、気になっていました。
例えば、友人のF/いちかわさんは、この事件を基に、
「日本人ハダカ観」という人体デッサンについて興味深いブログを書いていらっしゃる。
アーチスト側からみた、立派な見解の落とし込みです。
さて、私の場合は取るに足らない事だけれど、こんな風に落とし込みました。

以前もお話ししましたが、週2回エアロビクスに通っています。
汗を流した後は、当然ジムのシャワーやフロに入り、きれいになって帰ります。
この時、よく若者の奇妙な風景に出くわすのです。
私などは、みっともない老体を人目にさらすのはいやなので、
せめてパンツだけは履いて、鏡に向かいます。
ところが多くの若者が、フロから上がって、スッポンポンのまま何分も、
ドライアーでヘアスタイルを直している。
首から下はどうでもいいように、ずーっと髪の毛ばかりを気にしているのです。
めざわりなモノはせめて隠せよな、と言いたくなるんだけれど、
人の目などどこ吹く風、で鏡の前に立っている。
いつも外に出ている所は、目一杯オシャレに気を配る一方、
出てないところは、全然気にならない。
草彅騒動を見るに、パンツを履くか履かないかが分かれ目なんでしょうけれど、
人に見せびらかしたい訳でもなく、若者にとってはそんな事どっちでもいい事なんでしょう。
この事件、人を喜ばせる仕事(タレント)はストレスが溜まるだろうな、程度の話。
逆に騒ぎすぎメディアのバカっぷりを露呈する事になっただけ。
草彅クン、しばらく休養を取って、復帰してください。
私の回りには、あなたのこと悪く言う人は1人もいませんでした。
(画像は信州・松代温泉の露天風呂です。盗み撮りではありません。念のため。)
2009年03月16日
麻生首相のお人柄
昨今、不人気の代名詞のような麻生太郎内閣総理大臣。
民主党の小沢一郎代表が浮上して、少々影が薄くなっていますが、
私自身、決して嫌いなタイプの人ではありません。

3月14日(土)静岡新聞夕刊の「政考政読」というコラムに、
麻生首相について、興味ある記事がありました。
「悪ぶる首相 本当は素直」
小沢代表の秘書逮捕で、鬼の首を取ったような自民党。
批判の矛先を民主党に向けたが、首相は終始「ノーコメント!」で記者をたしなめる。
子供の頃、礼儀作法を徹底的にしつけられ、「人の悪口を自分から言わない」そうだ。
話が終わると自ら「ありがとうございました。」と礼を述べる。
他人への思いやりがあり、閣僚の進退問題でも、厳しく対応することが出来ない。
歴代首相の多くが官僚答弁でごまかしていたのに比べ、
質問に対し「分かりやすく」答弁している。
「偽悪家」でサービス精神が過剰なのは、子供の頃から「誰々の孫だ」ということで、
いじめられたため、首相なりの仮面を身に付けた姿なのだそうだ。
たしかに外見からしても、渋すぎて一般好みではないでしょう。
偉そうなのに、国会答弁などでオタオタしたり、ミスをおかしたりする。
そのギャップが不人気の原因なのかも。
こうした地味で特異なキャラクターが、ある時ふっと気になり出しました。
ひょっとしたらとても素直で、やさしい人なのではないかと。
本当の所は分かりませんが、記事を読んで、我が意を得たりと思いました。
どんなにクールに装っても、人の性格は垣間見えるものです。
個人的には、今でも人気があるライオン元首相より、はるかに好きです。
新聞記事は、
「内閣支持率の低迷、進退問題など、首相個人の事ばかりでなく、
政策についてもっと注目し、突っ込むべきだ。
首相の方も、時間がかかってもつまらなくても、
仮面を外し、素直に自分の考えを説明してほしい。」
と結んでいます。
民主党の小沢一郎代表が浮上して、少々影が薄くなっていますが、
私自身、決して嫌いなタイプの人ではありません。

3月14日(土)静岡新聞夕刊の「政考政読」というコラムに、
麻生首相について、興味ある記事がありました。
「悪ぶる首相 本当は素直」
小沢代表の秘書逮捕で、鬼の首を取ったような自民党。
批判の矛先を民主党に向けたが、首相は終始「ノーコメント!」で記者をたしなめる。
子供の頃、礼儀作法を徹底的にしつけられ、「人の悪口を自分から言わない」そうだ。
話が終わると自ら「ありがとうございました。」と礼を述べる。
他人への思いやりがあり、閣僚の進退問題でも、厳しく対応することが出来ない。
歴代首相の多くが官僚答弁でごまかしていたのに比べ、
質問に対し「分かりやすく」答弁している。
「偽悪家」でサービス精神が過剰なのは、子供の頃から「誰々の孫だ」ということで、
いじめられたため、首相なりの仮面を身に付けた姿なのだそうだ。
たしかに外見からしても、渋すぎて一般好みではないでしょう。
偉そうなのに、国会答弁などでオタオタしたり、ミスをおかしたりする。
そのギャップが不人気の原因なのかも。
こうした地味で特異なキャラクターが、ある時ふっと気になり出しました。
ひょっとしたらとても素直で、やさしい人なのではないかと。
本当の所は分かりませんが、記事を読んで、我が意を得たりと思いました。
どんなにクールに装っても、人の性格は垣間見えるものです。
個人的には、今でも人気があるライオン元首相より、はるかに好きです。
新聞記事は、
「内閣支持率の低迷、進退問題など、首相個人の事ばかりでなく、
政策についてもっと注目し、突っ込むべきだ。
首相の方も、時間がかかってもつまらなくても、
仮面を外し、素直に自分の考えを説明してほしい。」
と結んでいます。
2009年02月18日
新しい県知事がいい
2月16日、静岡新聞の朝刊のトップページを見て、オオーッ!と思った。
「知事選、海野氏擁立か「変えよう静岡」の会 きょう設立会見」
そして、同日おなじ新聞の夕刊を見て、エエーッ?と思った。
「県知事選で経済2団体 石川氏に出馬要請」

新聞によると、
七月に予定される知事選に、候補者の擁立を目指す「変えよう静岡」の会が、
元参議院議員の海野徹氏を擁立したい意向であり、その設立会見を行う。
一方、県商工会連合会と県中小企業団体中央会が石川嘉延知事に対し、
知事選への出馬を要請。
海野氏、石川氏ともに現在は熟考中の様子である、という。
私たちは民主主義の教育を受けてきた。
だから、私たちの代表となる人を考える時には、
「政権を世襲することはよくない。」
「長期にわたり、同じ人が政治につくと弊害が多い。」
そういうことを常に、常識として持っていると思う。
海野氏が静岡県知事に適任かどうかは、まだまだ分からない。
石川県知事の業績や、実績を否定するものでもない。
けれども、16年の執政は十分長すぎると思う。
まして、あと4年、同じ人に20年も県政を任せることはとうてい考えられない。
なぜ、静岡の経済界や保守系の人は、新しい人選を考えないのだろう。
オバマ大統領の 「We Can Change. Yes, We Can ! 」 が耳に響かないのだろうか。
海野氏と対抗する新人が出馬してこそ、静岡の政治が活性化するのでしょう?
これからどうなっていくか興味津々だが、いずれにしても私は、新しい静岡県知事がいい。
「知事選、海野氏擁立か「変えよう静岡」の会 きょう設立会見」
そして、同日おなじ新聞の夕刊を見て、エエーッ?と思った。
「県知事選で経済2団体 石川氏に出馬要請」

新聞によると、
七月に予定される知事選に、候補者の擁立を目指す「変えよう静岡」の会が、
元参議院議員の海野徹氏を擁立したい意向であり、その設立会見を行う。
一方、県商工会連合会と県中小企業団体中央会が石川嘉延知事に対し、
知事選への出馬を要請。
海野氏、石川氏ともに現在は熟考中の様子である、という。
私たちは民主主義の教育を受けてきた。
だから、私たちの代表となる人を考える時には、
「政権を世襲することはよくない。」
「長期にわたり、同じ人が政治につくと弊害が多い。」
そういうことを常に、常識として持っていると思う。
海野氏が静岡県知事に適任かどうかは、まだまだ分からない。
石川県知事の業績や、実績を否定するものでもない。
けれども、16年の執政は十分長すぎると思う。
まして、あと4年、同じ人に20年も県政を任せることはとうてい考えられない。
なぜ、静岡の経済界や保守系の人は、新しい人選を考えないのだろう。
オバマ大統領の 「We Can Change. Yes, We Can ! 」 が耳に響かないのだろうか。
海野氏と対抗する新人が出馬してこそ、静岡の政治が活性化するのでしょう?
これからどうなっていくか興味津々だが、いずれにしても私は、新しい静岡県知事がいい。
2009年01月21日
もうひとつの大学トイレ事件
15日の新聞に、中央大学内トイレで教授がナイフで殺害されるという
痛ましい事件が報道されていました。
その前日の静岡新聞の片隅に、
同じように大学のトイレであった事件(?)が載っていました。

専修大学の女子トイレに男が入るのを男子学生が見つけ、大学に通報した。
3分後に出て来た所を男性職員が取り押さえ、警察に引き渡した。
警察署は建造物侵入の現行犯で男を逮捕した。
容疑者は大手スーパーダイエー課長の○○(実名入)。
この事件、殺傷事件でなく、わいせつ扱いの記事です。
事実、男は
「捕まるかもしれないというスリルと、のぞきの高揚感を味わいたかった。」
とバカな事を述べています。
しかし、だれもいなく、実際にのぞきが行われたようではないので、
罪状は建造物侵入違反です。
空き巣と同じ罪です。
急に便意をもようし、
どうしようもなくなり女子トイレに入っちゃった場合は無罪なんでしょうか。
混んでいるとき、
男子トイレに平気で入ってくるオバちゃんに何度も遭遇しています。
(私もバカな事を書いていますね。
)
正直に話したため、愚かにも新聞記事になり、実名で出ちゃっています。
そして、メディアは変態男として、断罪しています。
わたしは、男もそうですけれど、この記事の取り上げ方、
何か不快な感じがしていやですね。
ところで、あざれあ(男女共同参画会館)のトイレは男女とも同じ壁の色、
表示もはっきりしませんでした。
そのため、私もうっかり、女子トイレに入りそうになったことがあります。
さすがにそういうケースが多いのでしょう。
先日いったら、「男子トイレ」「女子トイレ」と字で明記されていました。
性に関する人権問題は、非常にデリケートで難しいです。
痛ましい事件が報道されていました。
その前日の静岡新聞の片隅に、
同じように大学のトイレであった事件(?)が載っていました。

専修大学の女子トイレに男が入るのを男子学生が見つけ、大学に通報した。
3分後に出て来た所を男性職員が取り押さえ、警察に引き渡した。
警察署は建造物侵入の現行犯で男を逮捕した。
容疑者は大手スーパーダイエー課長の○○(実名入)。
この事件、殺傷事件でなく、わいせつ扱いの記事です。
事実、男は
「捕まるかもしれないというスリルと、のぞきの高揚感を味わいたかった。」
とバカな事を述べています。
しかし、だれもいなく、実際にのぞきが行われたようではないので、
罪状は建造物侵入違反です。
空き巣と同じ罪です。
急に便意をもようし、
どうしようもなくなり女子トイレに入っちゃった場合は無罪なんでしょうか。
混んでいるとき、
男子トイレに平気で入ってくるオバちゃんに何度も遭遇しています。
(私もバカな事を書いていますね。

正直に話したため、愚かにも新聞記事になり、実名で出ちゃっています。
そして、メディアは変態男として、断罪しています。
わたしは、男もそうですけれど、この記事の取り上げ方、
何か不快な感じがしていやですね。
ところで、あざれあ(男女共同参画会館)のトイレは男女とも同じ壁の色、
表示もはっきりしませんでした。
そのため、私もうっかり、女子トイレに入りそうになったことがあります。
さすがにそういうケースが多いのでしょう。
先日いったら、「男子トイレ」「女子トイレ」と字で明記されていました。
性に関する人権問題は、非常にデリケートで難しいです。
2009年01月11日
感情 模索
朝日新聞の正月からの連載コラム「感情 模索」が面白い。
大嫌いなはずなのに、つい惹かれてしまう。
不安だから、もっとつらい不安定を願う。
近頃、心の向かう方向が、ちょとおかしい。
そんな時代の我々がさまよう「感情」の「模索」を紹介しています。

1月1日 「ぼやき・毒舌 刹那の快楽」 -否定の言葉に浸りたい-
1月3日 「社会に絶望『リセットだ』」 -滅びた後の「平等化」期待-
1月4日 「共感したくて『きらきら』」 -生きづらさの中を生きる-
1月6日 「背伸びは嫌『草食系男子』 -現代に順応、文化生む?-
1月7日 「アラフォー世代飽くなき欲望」 -幸せ探し「きっと・もっと・ずっと」-
1月8日 「『ファミレス現象』に幻滅」 -東京の輝き消え、移る関心-
1月10日 「自虐という名の安全策」 -消化できれば生きる原動力に-
ぼやきで始まり、自虐で終わる、このマイナスサイクル。
自分磨きに明け暮れる、正真正銘の自己中アラフォー。
自虐、ぼやきというバリアで自分を守り、心を癒すアラシックス。
内なる方向に向かう事は、どちらも結局ナルシズム化した姿じゃないの?
男の子は争いをせず草を食べ、女の子は時代をクールに見つめる。
頼りないなんて思わずに、せめて、若い世代に未来を託しましょう。
こうした世代が交錯し、吹きだまりと化した、ブログというツール。
まさに時代が求めたメシア(救世主)なんでしょうか?
大嫌いなはずなのに、つい惹かれてしまう。
不安だから、もっとつらい不安定を願う。
近頃、心の向かう方向が、ちょとおかしい。
そんな時代の我々がさまよう「感情」の「模索」を紹介しています。

1月1日 「ぼやき・毒舌 刹那の快楽」 -否定の言葉に浸りたい-
1月3日 「社会に絶望『リセットだ』」 -滅びた後の「平等化」期待-
1月4日 「共感したくて『きらきら』」 -生きづらさの中を生きる-
1月6日 「背伸びは嫌『草食系男子』 -現代に順応、文化生む?-
1月7日 「アラフォー世代飽くなき欲望」 -幸せ探し「きっと・もっと・ずっと」-
1月8日 「『ファミレス現象』に幻滅」 -東京の輝き消え、移る関心-
1月10日 「自虐という名の安全策」 -消化できれば生きる原動力に-
ぼやきで始まり、自虐で終わる、このマイナスサイクル。
自分磨きに明け暮れる、正真正銘の自己中アラフォー。
自虐、ぼやきというバリアで自分を守り、心を癒すアラシックス。
内なる方向に向かう事は、どちらも結局ナルシズム化した姿じゃないの?
男の子は争いをせず草を食べ、女の子は時代をクールに見つめる。
頼りないなんて思わずに、せめて、若い世代に未来を託しましょう。
こうした世代が交錯し、吹きだまりと化した、ブログというツール。
まさに時代が求めたメシア(救世主)なんでしょうか?
2008年07月21日
怒りっぽいせっかちは長生き?
先週の金曜日の日経新聞に奇妙な記事が出ていました。

自分の性格を「せっかち」「怒りっぽい」などと考えている日本人男性ほど、
心筋梗塞(こうそく)になるリスクが低くなる・・・。
こんな疫学調査の結果を厚生労働省研究班がまとめ、発表したそうです。(日経新聞より)
欧米の研究では、せっかち怒りっぽい性格は、喫煙、飲酒を好む傾向があり、
心筋梗塞のリスクが高いというのが定説で、私もそうだと思っていました。
研究班によると、自分を「のんびり」「温和」ととらえている男性の中には感情を押し殺し、
ストレスをため込んでいる人が多く含まれるのではないかと言うことです。
ということは、私のようなジコチュウ人間は長生きするのかもしれないですね〜。
テレビに向かって吠えたり、やたらに不平不満ゴミをまき散らしていたら
ストレスなんて溜まりませんからね〜。
「私やテレビがいつもゴミ箱になってやっているから、掃除しないで済んでいるんですよ。」
妻が私に言いました。
たしかに。
「それにあなた、ブログもゴミ箱にしちゃってるんじゃないの?」

自分の性格を「せっかち」「怒りっぽい」などと考えている日本人男性ほど、
心筋梗塞(こうそく)になるリスクが低くなる・・・。
こんな疫学調査の結果を厚生労働省研究班がまとめ、発表したそうです。(日経新聞より)
欧米の研究では、せっかち怒りっぽい性格は、喫煙、飲酒を好む傾向があり、
心筋梗塞のリスクが高いというのが定説で、私もそうだと思っていました。
研究班によると、自分を「のんびり」「温和」ととらえている男性の中には感情を押し殺し、
ストレスをため込んでいる人が多く含まれるのではないかと言うことです。
ということは、私のようなジコチュウ人間は長生きするのかもしれないですね〜。
テレビに向かって吠えたり、やたらに不平不満ゴミをまき散らしていたら
ストレスなんて溜まりませんからね〜。
「私やテレビがいつもゴミ箱になってやっているから、掃除しないで済んでいるんですよ。」
妻が私に言いました。
たしかに。
「それにあなた、ブログもゴミ箱にしちゃってるんじゃないの?」
2008年05月05日
怒りの日
ラジオから聞いた事件と、新聞の小さな記事を見て、
せっかくの「みどりの日」が、「いかりの日」に変わってしまった。
事件とは言うまでもなく、豊田市の女子高校生が殺害された事件。
真相は闇の中だが、何の落ち度もない人間を虫けらのように殺すとは・・・。
犯人が逮捕されて、死刑が宣告されたら、さらに人殺しを生まなければならなくなる。
光市事件の遺族本村さんも言っていたが、本当にまるで戦争のような殺人の連鎖はなくなってほしい。
もうひとつは4日の朝日新聞「声」の欄に載っていた、痴漢事件の事。
被疑者の父親の、絶望的な投稿を読んでいて言葉を失った。

数年前に読んだ冤罪被告の手記「痴漢犯人生産システム」や、映画「それでもぼくはやっていない」
で描かれていた被疑者の拘置所での待遇が何の教訓にもならないで、今でも繰り返されている。
痴漢にあっても声1つ挙げられない被害者が多いのは事実。
痴漢を繰り返しても捕まらない常習犯がいるのも事実。
そして、冤罪であるにも拘わらず、泣き寝入りして前科者となる人がいる事も。
鉄道会社は痴漢が発生しにくい状況を作ること。
例えば、ラッシュ時の「男性専用車両」を設けるべきだ・・・と
怒りをもって私が一席ぶったら、いつもながら家族に逆襲されてしまいました。
せっかくの「みどりの日」が、「いかりの日」に変わってしまった。
事件とは言うまでもなく、豊田市の女子高校生が殺害された事件。
真相は闇の中だが、何の落ち度もない人間を虫けらのように殺すとは・・・。
犯人が逮捕されて、死刑が宣告されたら、さらに人殺しを生まなければならなくなる。
光市事件の遺族本村さんも言っていたが、本当にまるで戦争のような殺人の連鎖はなくなってほしい。
もうひとつは4日の朝日新聞「声」の欄に載っていた、痴漢事件の事。
被疑者の父親の、絶望的な投稿を読んでいて言葉を失った。

数年前に読んだ冤罪被告の手記「痴漢犯人生産システム」や、映画「それでもぼくはやっていない」
で描かれていた被疑者の拘置所での待遇が何の教訓にもならないで、今でも繰り返されている。
痴漢にあっても声1つ挙げられない被害者が多いのは事実。
痴漢を繰り返しても捕まらない常習犯がいるのも事実。
そして、冤罪であるにも拘わらず、泣き寝入りして前科者となる人がいる事も。
鉄道会社は痴漢が発生しにくい状況を作ること。
例えば、ラッシュ時の「男性専用車両」を設けるべきだ・・・と
怒りをもって私が一席ぶったら、いつもながら家族に逆襲されてしまいました。