2010年05月30日

朝日新聞beで語る・四人四色

KAGUメッセまで、あと3日。

好きなときに寝て、適当な時間に起きていた以前に比べ、
最近は12時前に寝て、朝5時過ぎに目が覚める。
ゴロ寝はしなくなり、風呂もきっちり入る。
規則正しい生活が続くのも、メッセが近く、気持ちに張りが出てきたのか。

そういえば、新聞もじっくり読むようになった。
5月29日の朝日新聞「be」のご紹介。

朝日新聞beで語る・四人四色

この頃有名人が登場する「フロント・ランナー」は内田樹氏
 「(人気下降の)女子大は社会のニーズに応じるのではなく、
 社会の支配的な価値やイデオロギーになじまない、場違い性に意味がある。」

辺境論を説くごとく、魅力的な言葉があちこちに散りばめられている。
「ためらいの倫理学」は少々難しかったけれど、カッコイイなあこの人。

「希望を持とう」の柳井正氏と、「人生を変える『法則』」の勝間和代氏
いつ読んでも、私の心に響かない。
迷いのない書き方と、自信に満ちたお顔が、原因なんだろうけれど、
私とはまったく違う人種のように思えてしまう。
でも、24時間働いて日本を救っているのは、この人たちか?

「悩みのるつぼ」(人生相談)の回答者、作家・車谷長吉氏
死の意味を問う学生に対して。
「人は、いずれ自分にも死が来ることを覚悟する必要があります。
 そこから真の人生。この死の覚悟のない人は駄目な人です。
 世の7割方は人生が始まることなく、終末を迎えます。
 気の毒でもあるし、その方がいいかもしれないが、どちらにも人生の救いはありません。」


人が人の為に出来ることは、何なのか。
「私のように、なりなさい」ではなく、「あなたには、あなたの人生」。
この人の答えはいつも、しがらみから逃れられない、臆病な私たちを写す鏡です。

就寝前の30分。ひさしぶりに「be」をじっくり読んで、豊かな気分になりました。



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Posted by kittsan at 09:03│Comments(2)新聞の事
この記事へのコメント
kittsanさん
 何処がどうとは言いませんが、同じ場所を読んでも感想は人それぞれなんですね~(^^)
Posted by 山ちゃん山ちゃん at 2010年06月01日 22:12
Thanks 山ちゃんさん。

人それぞれの内容に、興味津々です。

ものは言いよう、ことは聞きようで、印象がずいぶん変わります。
プロの作家は共感させるテクニックをもっているのでしょう。

それに、人間、感情の動物ですものね。
Posted by kittsan at 2010年06月03日 01:30
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    コメント(2)