2009年01月29日
松江、だんだん♪
展示会の片付けを終え、一泊した後、静岡へ戻る前に松江を訪れた。
松平不昧公の文化と小泉八雲の面影が色濃く残る城下町、松江。
松江流という独自の世界に、ずっと憧れていた。

まず、松江城の堀を小舟でめぐる堀川遊覧船に乗る。

「これから城の中へ入る橋をくぐります。
皆さん、頭を下げて下さい。
不昧公は世界で一番偉い殿様です。
ほら、どんな要人でも、ここでおじぎをさせてしまうのです。」
ユーモラスにガイドする船頭さん。

帆掛け船は橋桁の低い橋をくぐる時は、帆を下げる仕掛けになっている。
乗客はその度に、頭を下げて橋の下の通過に協力しなければならない。

堀の周りは季節毎に表情が変わる。
「松江城が雪景色となる冬が一番ですよ。」
こたつの入った船をあやつりながら船頭さんは言うが、
たぶん春になったら春が一番と言うのだろう。

下船して、割烹旅館「皆美館」で名物の鯛めし料理を食べる。
庭と古い日本家屋が有名だったが、一昨年建て替えたそうで、少々味気なくなった。


松江城から、小泉八雲記念館、武家屋敷のある塩見縄手を散策して、古い町並みを楽しむ。

そして、不昧公ゆかりの茶室「明々庵」に辿り着く。
藁葺き屋根の簡素な茶室を眺めながら、お茶を一服。
最後にここで、ゆっくり松江の茶の文化を味わう事が出来た。

自分で自分を楽しませる術を心得ている所から、文化は生まれる。
松江流はそういうものだと思う。

夕日の宍道湖を見落としたけれど、それは次回のお楽しみ。
松江の銘菓を携えて、帰路についた。
静岡まで戻って行くわたしに、おおらかな大山が見送ってくれた。
松平不昧公の文化と小泉八雲の面影が色濃く残る城下町、松江。
松江流という独自の世界に、ずっと憧れていた。

まず、松江城の堀を小舟でめぐる堀川遊覧船に乗る。

「これから城の中へ入る橋をくぐります。
皆さん、頭を下げて下さい。
不昧公は世界で一番偉い殿様です。
ほら、どんな要人でも、ここでおじぎをさせてしまうのです。」
ユーモラスにガイドする船頭さん。

帆掛け船は橋桁の低い橋をくぐる時は、帆を下げる仕掛けになっている。
乗客はその度に、頭を下げて橋の下の通過に協力しなければならない。

堀の周りは季節毎に表情が変わる。
「松江城が雪景色となる冬が一番ですよ。」
こたつの入った船をあやつりながら船頭さんは言うが、
たぶん春になったら春が一番と言うのだろう。

下船して、割烹旅館「皆美館」で名物の鯛めし料理を食べる。
庭と古い日本家屋が有名だったが、一昨年建て替えたそうで、少々味気なくなった。


松江城から、小泉八雲記念館、武家屋敷のある塩見縄手を散策して、古い町並みを楽しむ。

そして、不昧公ゆかりの茶室「明々庵」に辿り着く。
藁葺き屋根の簡素な茶室を眺めながら、お茶を一服。
最後にここで、ゆっくり松江の茶の文化を味わう事が出来た。

自分で自分を楽しませる術を心得ている所から、文化は生まれる。
松江流はそういうものだと思う。

夕日の宍道湖を見落としたけれど、それは次回のお楽しみ。
松江の銘菓を携えて、帰路についた。
静岡まで戻って行くわたしに、おおらかな大山が見送ってくれた。
仏壇と盆栽と文楽と/2015年5月21日東京
ウィーンリング通りキャンペーンに当選!
凄い木工家・土岐千尋氏と出会った。(松本→東京ひとり旅)
娘の下宿は10年ひと昔。(静岡→松本ひとり旅)
京都東寺のイケメン仏像
「ひこにゃん」知らずに彦根城へ行く
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Posted by kittsan at 09:05│Comments(2)
│旅の事
この記事へのコメント
松江何度か尋ねました。素敵なまちですね。
宍道湖周辺の水の風景が一番記憶に残っています。
お茶と共に和菓子処!
ぼてぼて茶なんてのもありましたね。
宍道湖周辺の水の風景が一番記憶に残っています。
お茶と共に和菓子処!
ぼてぼて茶なんてのもありましたね。
Posted by ゆいまーる
at 2009年02月01日 10:50

残念ながらぼてぼて茶は試してみませんでした。
鯛焼きついでに、甘党なので、菓子のお薦めをさせてください。(笑)
不昧公好みで有名なのは三大銘菓、若草(彩雲堂)、山川(風流堂)、菜種の里(三英堂)あたりなんでしょう。
でも、絶対のお薦めは、行くまで知らずにふと立ち寄った「風月堂」。(ご存じかな?)
古くて頑固そうな店構えと地味なショウケース。
八雲と黒小倉、カステラ、饅頭二種、最中、琥珀糖(夏場)の五種だけ製造。
当店のみで、物産店にも、駅にも、デパートにもありません。
HPもないので、ブログ検索したら、やっばり凄い!
特に饅頭がうまかった。
次回行ったら、是非おみやげに買ってきますね。
鯛焼きついでに、甘党なので、菓子のお薦めをさせてください。(笑)
不昧公好みで有名なのは三大銘菓、若草(彩雲堂)、山川(風流堂)、菜種の里(三英堂)あたりなんでしょう。
でも、絶対のお薦めは、行くまで知らずにふと立ち寄った「風月堂」。(ご存じかな?)
古くて頑固そうな店構えと地味なショウケース。
八雲と黒小倉、カステラ、饅頭二種、最中、琥珀糖(夏場)の五種だけ製造。
当店のみで、物産店にも、駅にも、デパートにもありません。
HPもないので、ブログ検索したら、やっばり凄い!
特に饅頭がうまかった。
次回行ったら、是非おみやげに買ってきますね。
Posted by kittsan at 2009年02月01日 12:40