2013年02月13日

長岡は今日もほっこりだった。

2月の連休を利用して、母の米寿御祝い旅行をした。
それほど寒くない伊豆、しかも混雑を考えて入口の伊豆長岡温泉。

長岡は今日もほっこりだった。

木造二階建て、客室全13室のこぢんまりした和風旅館「伊古奈荘」へ。
母子孫、総勢7名が一緒に泊まれる、16畳+8畳の大部屋がお得。
風呂は中規模の内風呂と露天風呂、温泉は掛け流しでサラサラしている。
料理も豪華ではないけれど、突き出し、生もの、煮物、焼き物と、
順番に出てくる懐石料理風。
すべてが淡々とあっさりと、高級旅館にありがちな気取りがないのが良い。

長岡は今日もほっこりだった。

旅行ではお決まりの早朝ウォーキング。
狩野川の土手に沿って温泉街を俯瞰しながら歩く。
所々に数階建てのビル旅館があるけれど、平らかな所に中規模旅館が点在する。

伊豆長岡温泉の古奈地区は開湯約1300年前と言われ、吾妻鏡にも登場する。
源氏流刑の地「蛭ヶ小島」近く、源頼朝も入浴したとされる。
由緒ある温泉だけれど、バブルの後遺症も残っている。

伊豆の山々と富士山を眺め、車や人気のない街を歩いて感じる、
今と昔、繁栄と衰退が混じった温泉街独特のやるせないような気分。
でもここは、お湯があるから救われているんだよな。

長岡は今日もほっこりだった。

次回はここへ泊まりたい名旅館「三養荘」


「三養荘」や「正平荘」など名旅館も回って散策してきた。
連休でどの旅館もしばし賑わいが戻ってきているよう。
伊豆長岡は今も昔もほっこりと、ゆったりと、いい温泉でした。





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Posted by kittsan at 09:01│Comments(0)旅の事
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