2013年04月12日
「最強のふたり」の後日談のような/映画「愛、アムール」
2012年度カンヌ映画祭パルムドール賞(大賞)受賞
2012年度アカデミー賞外国映画賞受賞
その他、世界の映画賞を総なめした希有の傑作。
・・・との評判高い、フランス映画「愛、アムール」を
県内唯一の上映館、浜松シネマイーラで見てきました。
パリの高級アパルトマンで悠々自適の老後を送る音楽家の夫婦。
満ち足りた夫婦の日々は、ある日、妻の発病で暗転する。
妻の願いを汲んで自宅へ連れて帰り、献身的に支える夫。
その日々の営みをミヒャエル・ハネケ監督は丹念に追っていく。
洗練された室内の描写と奥深いダークトーンに包まれた画像。
J.L.トランティニアンとI.ユベール二大名優のかけがえのない存在。
人間の終末を追って、愛の喜びと苦悩をひたすら観客に問うていくハネケ監督。
この映画、献身的な「老々介護」のような話のレベルではない。
愛し憎しみ、すべての生涯をお互いのために尽くしてきた2人が、
最後は死を前にして、応分の覚悟を決めなけれぼならない。
「痛い、苦しい」と苦悩の表情の妻に対して、夫は医者のように冷静でいられるかどうか。
映画は残酷とも言える、真実の姿を描いて終わりとなる。
余談だけれど、「愛・アムール」を見て、「最強のふたり」を思い出した。
生きることに前向きなふたりに、映画は私たちに希望を与えてくれた。
しかし、死が訪れる時、あのふたりはどんな知恵を持って、
毎日を送ることになるだろうか?
まさかこんな終わり方にはしないだろうけれど、
同じフランス映画だからよけいに興味津々となった。
だからこそ、「愛、アムール」は「最強のふたり」が大ヒットした
静岡「シネギャラリー」が、当然上映しそうなものだけれど、
数ヶ月先の予定にすら載っていない。
シネギャラリーさん、どうなっているの?
・・・・と思っていたら、5月11日(土)より、
静岡東宝会館で上映予定のようです。
ああ、よかった。
ぜひ、妻をつれてもう一度見に行こう。
2012年度アカデミー賞外国映画賞受賞
その他、世界の映画賞を総なめした希有の傑作。
・・・との評判高い、フランス映画「愛、アムール」を
県内唯一の上映館、浜松シネマイーラで見てきました。
パリの高級アパルトマンで悠々自適の老後を送る音楽家の夫婦。
満ち足りた夫婦の日々は、ある日、妻の発病で暗転する。
妻の願いを汲んで自宅へ連れて帰り、献身的に支える夫。
その日々の営みをミヒャエル・ハネケ監督は丹念に追っていく。
洗練された室内の描写と奥深いダークトーンに包まれた画像。
J.L.トランティニアンとI.ユベール二大名優のかけがえのない存在。
人間の終末を追って、愛の喜びと苦悩をひたすら観客に問うていくハネケ監督。
この映画、献身的な「老々介護」のような話のレベルではない。
愛し憎しみ、すべての生涯をお互いのために尽くしてきた2人が、
最後は死を前にして、応分の覚悟を決めなけれぼならない。
「痛い、苦しい」と苦悩の表情の妻に対して、夫は医者のように冷静でいられるかどうか。
映画は残酷とも言える、真実の姿を描いて終わりとなる。
余談だけれど、「愛・アムール」を見て、「最強のふたり」を思い出した。
生きることに前向きなふたりに、映画は私たちに希望を与えてくれた。
しかし、死が訪れる時、あのふたりはどんな知恵を持って、
毎日を送ることになるだろうか?
まさかこんな終わり方にはしないだろうけれど、
同じフランス映画だからよけいに興味津々となった。
だからこそ、「愛、アムール」は「最強のふたり」が大ヒットした
静岡「シネギャラリー」が、当然上映しそうなものだけれど、
数ヶ月先の予定にすら載っていない。
シネギャラリーさん、どうなっているの?
・・・・と思っていたら、5月11日(土)より、
静岡東宝会館で上映予定のようです。
ああ、よかった。
ぜひ、妻をつれてもう一度見に行こう。
今年(2017年)観た映画・・・少な~い
タイトルがカッコいい/日本映画「彼女の人生は間違いじゃない」&「夜空は最高密度の青色だ」
年寄りを NAMENNAYO !
わたしがサプライズした・今年の映画ベスト3
東西の宗教観が混在したようなホラー/日本映画「淵に立つ」
世の中はまずは自分の為にあり/映画「ブルックリン」
タイトルがカッコいい/日本映画「彼女の人生は間違いじゃない」&「夜空は最高密度の青色だ」
年寄りを NAMENNAYO !
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Posted by kittsan at 08:50│Comments(0)
│映画の事