2014年08月26日
なつかしい「ジャック・タチ」の映画
静岡シネギャラリーで公開されている「ジャックタチ映画祭」(8/23〜9/7)。
初日、静大講師のフランス人・スティーブ・コルベイ氏の関連セミナーを聞いた。
そしてその翌日「プレイタイム」を鑑賞。
青空と雲を背景としたタイトルから、
パリの街の風景に移動していくオープニングが素晴らしい。
未来都市を模した空港、ガラス張りの超高層ビル、屋根のないオフィス、
奇妙な新製品展示会場など、面白い風景はたくさんあるのに、
後半の夜通しパーティー場面で、ドタバタが度を超してだれる。
・・・これは、壮大な失敗作だと思う。
私が20代、当時70mmの大画面で見たときと今回も同じ印象。
その前の2作品「僕の叔父さんの休暇」「僕の叔父さん」では、
過剰な所がなく、スマートで粋だったよな、と思い返した。
セミナー後、コルベイ氏に「タチの映画で一番いいのは?」と聞いたら、
「初期の<僕の叔父さんの休暇>が最高。」との答えだった。
母国フランスでも彼と同じ評価の人が多いとか。
・・・そして、若かりし頃の私も、モノクロの「・・休暇」が一番面白かった。
「プレイタイム」の興行的失敗により、タチは倒産に追い込まれ、
その後は尻すぼみに消えてしまった。
東京では大ヒットしたという「ジャックタチ映画祭」。
静岡ではどうかな?
初日、静大講師のフランス人・スティーブ・コルベイ氏の関連セミナーを聞いた。
そしてその翌日「プレイタイム」を鑑賞。
青空と雲を背景としたタイトルから、
パリの街の風景に移動していくオープニングが素晴らしい。
未来都市を模した空港、ガラス張りの超高層ビル、屋根のないオフィス、
奇妙な新製品展示会場など、面白い風景はたくさんあるのに、
後半の夜通しパーティー場面で、ドタバタが度を超してだれる。
・・・これは、壮大な失敗作だと思う。
私が20代、当時70mmの大画面で見たときと今回も同じ印象。
その前の2作品「僕の叔父さんの休暇」「僕の叔父さん」では、
過剰な所がなく、スマートで粋だったよな、と思い返した。
セミナー後、コルベイ氏に「タチの映画で一番いいのは?」と聞いたら、
「初期の<僕の叔父さんの休暇>が最高。」との答えだった。
母国フランスでも彼と同じ評価の人が多いとか。
・・・そして、若かりし頃の私も、モノクロの「・・休暇」が一番面白かった。
「プレイタイム」の興行的失敗により、タチは倒産に追い込まれ、
その後は尻すぼみに消えてしまった。
東京では大ヒットしたという「ジャックタチ映画祭」。
静岡ではどうかな?
今年(2017年)観た映画・・・少な~い
タイトルがカッコいい/日本映画「彼女の人生は間違いじゃない」&「夜空は最高密度の青色だ」
年寄りを NAMENNAYO !
わたしがサプライズした・今年の映画ベスト3
東西の宗教観が混在したようなホラー/日本映画「淵に立つ」
世の中はまずは自分の為にあり/映画「ブルックリン」
タイトルがカッコいい/日本映画「彼女の人生は間違いじゃない」&「夜空は最高密度の青色だ」
年寄りを NAMENNAYO !
わたしがサプライズした・今年の映画ベスト3
東西の宗教観が混在したようなホラー/日本映画「淵に立つ」
世の中はまずは自分の為にあり/映画「ブルックリン」
Posted by kittsan at 09:22│Comments(0)
│映画の事