2010年02月25日
木にこだわらない。
先日出張の折、銀座にある、桜製作所のショールームを見てきました。
「桜製作所」は、クラフトマンの師でもある、ジョージ・ナカシマの家具を受け継ぎ、
日本で、製作し続けているメーカーです。

高級材オールナットをふんだんに使い、その木目や、そのままの木の形を生かした、
テーブル、椅子、棚、キャビネットの数々。
その木の育ってきた、壮大な歴史を感じさせる家具に仕上がっています。
傷や割れ、腐りやすく虫の入りやすい耳(木の皮に近い部分)も、
そのまま残して、自然な木の息づかいを感じさせる部分。
スポーク、格子模様など、人の手が加わり、繊細さを生かした部分。
その、ほどよい調和が、アメリカで生まれた日本人という、
ナカシマ氏の特徴を生かしているのではないでしょうか。
私も、若い頃はジョージナカシマの家具に憧れ、
小田急ハルクの家具売り場に出かけたり、氏の個展を見にいったものです。
ただ、多くの家具を見て楽しんだり、学んできたこの頃は、
ジョージナカシマスタイルの家具も、one of them だなあ、とつくづく思ってしまう。
いや、むしろ、私の求めている家具は違うような気がします。
2月上旬、静岡でも、桜製作所の方のセミナーがありました。
多くの家具関係者が参加して、盛況だったようですが、
私自身、それほど興味がなかったため、聞かず終いでした。

桜製作所もまた、ジョージナカシマから離れて、オリジナル製品に力をいれているようです。
日本や李朝の暮らしのアイテム、デザイン、ノウハウを取り入れた家具が最近見られる。
新しい「文房シリーズ」など、その顕著な例ではないでしょうか。
家具屋として、木材は財産であるけれど、それだけがすべてではない。
金属も、土も、ガラスも、布も、インテリアの要素として、十分吟味する。
木に覆い尽くされることなく、家具が出過ぎることなく、
バランスの取れた、空間作りを提案して行きたいと思っています。
「桜製作所」は、クラフトマンの師でもある、ジョージ・ナカシマの家具を受け継ぎ、
日本で、製作し続けているメーカーです。

高級材オールナットをふんだんに使い、その木目や、そのままの木の形を生かした、
テーブル、椅子、棚、キャビネットの数々。
その木の育ってきた、壮大な歴史を感じさせる家具に仕上がっています。
傷や割れ、腐りやすく虫の入りやすい耳(木の皮に近い部分)も、
そのまま残して、自然な木の息づかいを感じさせる部分。
スポーク、格子模様など、人の手が加わり、繊細さを生かした部分。
その、ほどよい調和が、アメリカで生まれた日本人という、
ナカシマ氏の特徴を生かしているのではないでしょうか。
私も、若い頃はジョージナカシマの家具に憧れ、
小田急ハルクの家具売り場に出かけたり、氏の個展を見にいったものです。
ただ、多くの家具を見て楽しんだり、学んできたこの頃は、
ジョージナカシマスタイルの家具も、one of them だなあ、とつくづく思ってしまう。
いや、むしろ、私の求めている家具は違うような気がします。
2月上旬、静岡でも、桜製作所の方のセミナーがありました。
多くの家具関係者が参加して、盛況だったようですが、
私自身、それほど興味がなかったため、聞かず終いでした。

桜製作所もまた、ジョージナカシマから離れて、オリジナル製品に力をいれているようです。
日本や李朝の暮らしのアイテム、デザイン、ノウハウを取り入れた家具が最近見られる。
新しい「文房シリーズ」など、その顕著な例ではないでしょうか。
家具屋として、木材は財産であるけれど、それだけがすべてではない。
金属も、土も、ガラスも、布も、インテリアの要素として、十分吟味する。
木に覆い尽くされることなく、家具が出過ぎることなく、
バランスの取れた、空間作りを提案して行きたいと思っています。
三人三様のZUSHI KASHIKO(厨子カシコ)
しあわせな家具
今年のKAGUメッセの案内が出来てきましたよ。
前進する力/家具組合全体会議から
Couple Wining !! / MUZEUM・グッドデザイン静岡 大賞受賞
十人にはそれぞれ十の祈り方がある
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Posted by kittsan at 09:01│Comments(0)
│家具の事