2008年02月24日
御蔵島の島桑

「日本の森と木の職人」(西村栄明著 ダイヤモンド社)と言う本が面白い。
ミズナラ・欅・檜・杉・竹・など、日本の銘木と、
それらで家具や楽器などを巧みに作り出す職人や木工家の話です。
その中でも、「御蔵島の島桑と江戸指物師・木村正、琵琶職人・石田不識」
のページは興味深かった。
「桑」は用材として、茶道具や指物家具に使われますが、
中でも御蔵島産「島桑」は幻の銘木と最高の扱い。
高貴な色艶と幽玄な木目。時と共にべっこう色に変化してゆく様は
世界でもっとも美しい木材の一つでしょう。
その島桑を使って指物家具を作り出す職人さんを桑物師と言って、
木村さんは代表の一人です。
また、古典楽器、琵琶も島桑材が最適で、
石田さんは日本で数人しかいない琵琶職人です。
「島桑」は私のもっとも好きな素材で、
「島桑家具」は我が工房でも製作しています。
「島桑」のちょいと面白い話題があるのですが、
長くなるので叉、次回に。
タグ :島桑
三人三様のZUSHI KASHIKO(厨子カシコ)
しあわせな家具
今年のKAGUメッセの案内が出来てきましたよ。
前進する力/家具組合全体会議から
Couple Wining !! / MUZEUM・グッドデザイン静岡 大賞受賞
十人にはそれぞれ十の祈り方がある
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Posted by kittsan at 01:46│Comments(4)
│家具の事
この記事へのコメント
こんにちは!市川木工です。工事着々と進行していますね。「島桑」に興味シンシン。私ンとこもかれこれ1年程かけて「島桑」と格闘中なり。詳しくはブログにて紹介中です。実はこの桑の話を戴いた時、まっ先にkittsanさん(う〜ん、まどろっこしいなあ…名前でもいいかなあ…)に言おうかと思ってた程。でも、お会いするとそんな事忘れちゃうんですけどね、はは。
Posted by 市川木工
at 2008年02月24日 11:53

こんな近くに島桑マニアがいたとは!
こちらこそ「プロジェクト島桑」の展開を楽しみにしています。
ところで、携帯からブログの登録に挑戦してみました。
意外に簡単なんですね。
今度は写真取り込みもやってみましょう。
こちらこそ「プロジェクト島桑」の展開を楽しみにしています。
ところで、携帯からブログの登録に挑戦してみました。
意外に簡単なんですね。
今度は写真取り込みもやってみましょう。
Posted by kittsan
at 2008年02月24日 17:11

足跡から、お邪魔させていただきました。
職業柄、最後の仕上げの段階で、
格調高い家具なんか探しているときには
相談にのっていただけそうかな?なんて
勝手に思ったりして・・・。
今後とも、よろしくお願いします。
職業柄、最後の仕上げの段階で、
格調高い家具なんか探しているときには
相談にのっていただけそうかな?なんて
勝手に思ったりして・・・。
今後とも、よろしくお願いします。
Posted by ももそら
at 2008年02月25日 18:49

足跡から・・って、どうやってやるのですか?
ももそらさんのご要望にお答え出来るか自信ありませんが、
よかったら、何でも聞いてください。
こちらこそ、よろしくお願いします。
ももそらさんのご要望にお答え出来るか自信ありませんが、
よかったら、何でも聞いてください。
こちらこそ、よろしくお願いします。
Posted by kittsan
at 2008年02月25日 22:26

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