2017年01月04日

中国へ行きたい!

正月三が日はいかがお過ごしだったでしょうか?

私は腰痛のためウォーキングが思うように出来ず、
もっぱらチャリで移動しました。

三日通い詰めたのは、静岡駅前の本屋「戸田書店」の二階。
静かな環境で本が選べるここは、私の大のお気に入りの場所。
そこで「中国歴史建築案内」TOTO出版を見つけました。

実は昨年、静岡市役所本館を見学した後、急に建築の本が読みたくなり、
玉井哲雄著「日本建築は特異なのか」「建築の歴史」
村松伸著「中華中毒」「書斎の宇宙」

など以前買いそのままになっている本を取り出した。

特に興味を引いたのが建築史家「村松伸」氏の
「中華中毒」(ちくま学芸文庫)。



中国オタクの村松氏は中国本土をはじめ、台湾、韓国、ベトナム、
それから日本の各地を駆け巡る。
その滞在記を含めて、中華思想が東アジアを覆い尽くすありさまを
各国の歴史建築から紐解いた東洋の古建築の膨大な資料。
その面白さは昨年読んだ本の中で群を抜いていた。

そして今年、その本に感化された私が出会ったのが
「中国歴史建築案内」(TOTO出版)。



中国の建築史家「楼慶西」氏が執筆し、中国でベストセラーになった本を
日本の建築史家「高村雅彦」氏が分かりやすく翻訳した中国建築の本。

紫禁城、天壇から寺院、民居に至るまで、また風水、装飾、色彩も章に含めて、
写真、図面、案内マップ満載の中国建築からみた、大国中国の姿を現しています。



今年はこの本をじっくり読んで、隣国でありながらなじみの少ない中国の歴史を学ぼう。
そしていつかは中国本土へ行き、紫禁城を見てこよう。

なんて、未来に初夢を託して、腰の痛みを克服しようと思う三が日でした。
  

Posted by kittsan at 12:23Comments(0)本の事