2009年12月08日
cost minimum & effect maximum
東京国際家具見本市(IFFT)や「にっぽんらいふ展」など、何度か全国規模の家具展示会に出展しました。
そして「吉蔵」は、どの展示会でも、ブースは、最低の大きさ(1コマ分)。
さらに経費節減のため、今回は、展示品を自社ワゴンで会場まで運びました。

3m×3mの真四角なブース。
二面がパネルで覆われ、二面がオープンになっている。
しかもオープンな二方向の間に、30cm幅のコーナーパネルが立っている作り方。
この最小で障害物のあるブースの中で、「吉蔵」の個性をどうアピールするか。

まず、統一感を出すこと。
<祈りのかたち こころの在りか>というテーマで、手を合わせるシーンを作る。
モダンなコンソールの上に、古風で素朴な欅小厨子と絣の掛け軸→座位のシーン。
教会型のカシコにマリア像の写真、オープンシェルフを花と燭台で飾る→立位のシーン。

実際のリビング空間をイメージする。
壁の中に収納&展示スペースを設ける、ウォールインキャビネット。
扉を開けた時は仏壇空間となり、閉じた時は壁面と同化する事で、違和感のない祈りの場を提案。

狭いスペースを広く使うため、色と空間に配慮。
壁は白、床はアイボリーのカーペット。
目障りな三角コーナーパネルの内側には棚をつくり、
名刺ボックス、カタログボックスの場所を確保。
タペストリーで目隠し、さらに展示品の後壁となるよう配置。

4タイプの祈りのシーンを、4面に配した祈りの家具で提案。
中央にポイントとして、ミニカシコなどで小ステージを配置。
お客様に中に入って、歓談出来る空間も十分確保。
今回の展示は、今までにない空間作りが出来たと、まずまずの満足でした。
家具関係以外のお客様の問い合わせが多く、用意していたリーフレートは完売。
予想以上の名刺もいただき、新しいルートが開拓出来そうです。
報道機関の女性から、うれしい感想がありました。
「コンパクトな日本の美を感じさせる空間がありますね。」
そして、家具業界の大御所N氏からは、素晴らしいお言葉をいただきました。
「cost minimum & effect maximum 」
「おたくの様なブースの事を言うのですよ。最小の費用で最大の効果を上げる、良い例ですね。」
そして「吉蔵」は、どの展示会でも、ブースは、最低の大きさ(1コマ分)。
さらに経費節減のため、今回は、展示品を自社ワゴンで会場まで運びました。

3m×3mの真四角なブース。
二面がパネルで覆われ、二面がオープンになっている。
しかもオープンな二方向の間に、30cm幅のコーナーパネルが立っている作り方。
この最小で障害物のあるブースの中で、「吉蔵」の個性をどうアピールするか。

まず、統一感を出すこと。
<祈りのかたち こころの在りか>というテーマで、手を合わせるシーンを作る。
モダンなコンソールの上に、古風で素朴な欅小厨子と絣の掛け軸→座位のシーン。
教会型のカシコにマリア像の写真、オープンシェルフを花と燭台で飾る→立位のシーン。

実際のリビング空間をイメージする。
壁の中に収納&展示スペースを設ける、ウォールインキャビネット。
扉を開けた時は仏壇空間となり、閉じた時は壁面と同化する事で、違和感のない祈りの場を提案。

狭いスペースを広く使うため、色と空間に配慮。
壁は白、床はアイボリーのカーペット。
目障りな三角コーナーパネルの内側には棚をつくり、
名刺ボックス、カタログボックスの場所を確保。
タペストリーで目隠し、さらに展示品の後壁となるよう配置。

4タイプの祈りのシーンを、4面に配した祈りの家具で提案。
中央にポイントとして、ミニカシコなどで小ステージを配置。
お客様に中に入って、歓談出来る空間も十分確保。
今回の展示は、今までにない空間作りが出来たと、まずまずの満足でした。
家具関係以外のお客様の問い合わせが多く、用意していたリーフレートは完売。
予想以上の名刺もいただき、新しいルートが開拓出来そうです。
報道機関の女性から、うれしい感想がありました。
「コンパクトな日本の美を感じさせる空間がありますね。」
そして、家具業界の大御所N氏からは、素晴らしいお言葉をいただきました。
「cost minimum & effect maximum 」
「おたくの様なブースの事を言うのですよ。最小の費用で最大の効果を上げる、良い例ですね。」
ブルーグリーンの世界「青磁のいま」
秋の彼岸の晴れた日に、山の上ギャラリー「祈りのかたち」展へ。
メッセまで、あと一週間・・・しかない。
良い方向へ動いた「暮らしの調度展2014」終了しました。
「暮らしの調度展2014」始まりました。
吉蔵「秋の室礼展」11月8日(金)からです。
秋の彼岸の晴れた日に、山の上ギャラリー「祈りのかたち」展へ。
メッセまで、あと一週間・・・しかない。
良い方向へ動いた「暮らしの調度展2014」終了しました。
「暮らしの調度展2014」始まりました。
吉蔵「秋の室礼展」11月8日(金)からです。
Posted by kittsan at 09:02│Comments(4)
│展示会の事
この記事へのコメント
テーマの決定、デザイン、製造、展示、営業までの統一された、その姿勢に脱帽・・・です。
社長の、その姿勢に社員がついていくのでしょうね。
社長の、その姿勢に社員がついていくのでしょうね。
Posted by クマ
at 2009年12月08日 17:46

美しい空間ですね。
会場の中でひときわ輝いていたのではありませんか?
みなさんの網膜に深ーーく焼き付いたことでしょう♪
会場の中でひときわ輝いていたのではありませんか?
みなさんの網膜に深ーーく焼き付いたことでしょう♪
Posted by ゆいまーる
at 2009年12月08日 18:23

Thanks クマさん。
そういう風に統一して考えられる様になったのは最近です。
家具だけ販売する時代は終わったようにも思います。
しかし、それが会社の利益になるかどうかは未知数です。
正直の所、値段だけで物を売るというシンプルさも、
それはそれでうらやましい。
クマさんのところはどうですか?
そういう風に統一して考えられる様になったのは最近です。
家具だけ販売する時代は終わったようにも思います。
しかし、それが会社の利益になるかどうかは未知数です。
正直の所、値段だけで物を売るというシンプルさも、
それはそれでうらやましい。
クマさんのところはどうですか?
Posted by kittsan
at 2009年12月10日 09:17

Thanks ゆいまーるさん。
図面だけでなく、実際にショールームで家具を並べてみました。
その甲斐あって、まとまったディスプレーが出来ました。
ビジネスとしての家具を重視する、ベテラン男性業者よりも、
あこがれとしての家具に関心のある、若い女性業者に注目されたのは、
良いことなのでしょう。
網膜に焼き付いた印象はそう簡単には剥がれませんからね。
図面だけでなく、実際にショールームで家具を並べてみました。
その甲斐あって、まとまったディスプレーが出来ました。
ビジネスとしての家具を重視する、ベテラン男性業者よりも、
あこがれとしての家具に関心のある、若い女性業者に注目されたのは、
良いことなのでしょう。
網膜に焼き付いた印象はそう簡単には剥がれませんからね。
Posted by kittsan
at 2009年12月10日 09:30
